「有名私大で倍率1倍台」総合・推薦入試の穴場は? 情報戦を制して、一般入試より有利な条件を狙う
■GMARCHの中で入りやすい推薦入試 先ほどは日東駒専で全員が合格できる入試を紹介しました。ここからは受験生に人気のあるGMARCHや関関同立について、オススメの推薦入試を紹介していきます。 日東駒専のように、全員が合格できるような入試はほとんどありませんが、倍率2倍を切るような低倍率入試はありますから、ぜひ考えてみてください。 早速ですが、GMARCHの中で入りやすい推薦入試の一覧をお見せします。
GMARCHレベルになると日東駒専とは少し様子が違って、出願条件が少し厳しくなります。しかし、きちんと見てみれば倍率1倍台の入試は確実に存在しています。 まず立教大学の文学部です。出願条件が全体の評定平均・社会の評定・英検スコアに設定されています。しかし、社会の評定や英検スコアを計画的に取得することは、それほど難しくはないと思います。特に社会の評定は学校の定期テストで暗記をがんばれば、達成できる人も多いでしょう。
ちなみに、ほかにも「歴史能力検定日本史1級」や「読書感想文コンクールでの入賞以上」などで出願することもできます。こういった課外活動を実施していた人は、ぜひチェックしてみてください。 次に中央大学の理工学部物理学科を見てみると、倍率1.0倍で受験者全員が合格しています。出願条件は英語、数学、物理の評定平均が4.0以上と探究活動です。探究活動といっても、字数2000~4000字程度でまとめるだけですので、しっかりと準備をすれば余裕を持って対応できます。
実はこの入試、募集定員8名のところ、2023、2024年度入試ともに2名しか出願しておらず、そしてその2名が合格するという結果になっています。来年度以降も、非常にねらい目な入試形式だと思いますので、こちらもチェックしてみてくださいね。 関関同立の推薦入試も見てみましょう。 やはり1.0倍、全員が合格した関西学院大学の入試が気になります。法学部と理学部の一部の学科で受験者全員が合格しています。また、他の学科についても非常に倍率が低くなっていましたので、オススメです。