部活の遠征帰りは、ママ友で分担して子どもを送り届けるのですが、友人の子どもを乗せるのは「万が一」を考えると不安です。事故を起こした場合、責任は運転手のみになるのでしょうか?
保護者でドライバーをまわすデメリット
次に、ドライバーを保護者間で担当するデメリットを紹介します。ドライバーを保護者間で担う場合、万が一の際以外にもリスクが伴います。 ■車の大きさによって負担が変わる 車の大きさによって送迎の人数が制限される点がデメリットの一つです。 軽自動車の場合はドライバーを含め4人しか乗車できないため、子どもの人数に対して乗車定員が足りなくなるかもしれません。大人数が乗れる大きい車を所有している人は、優先して借り出される可能性があります。 ■仕事で参加できない保護者も 例えば遠征のある土日に仕事があると、送迎ができず一方的に他のママ友に頼むことになるでしょう。何度も頼むとママ友間で不平不満が生まれ、トラブルに発展する可能性も考えられます。その場合は送迎する際にちょっとした手土産を渡したり、定期的にガソリン代を渡したりする配慮が必要です。
送迎は事前に話し合いが大切
子どもがスポーツクラブや部活でのびのびと活躍している姿を見ると、できる限り応援してあげたくなるものです。しかし、送迎に際しては保護者間で入念に話し合い、双方が納得できるよう準備しておく必要があります。万が一の事態が起きないに越したことはありませんが、リスクも鑑みて送迎を行いましょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部