<甲子園交流試合・2020センバツ32校>平田 「全力で頑張る」 出発式で主将抱負 /島根
「2020年甲子園高校野球交流試合」(センバツ交流試合)に出場する平田が10日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)に向けて出発した。出雲市平田町の同校で出発式があり、吹奏楽の校歌演奏などエールを受けて保科陽太(ひなた)主将(3年)は「ずっと目標にしてきた憧れの甲子園に出発する。全力で頑張るので応援よろしくお願いします」と夢の舞台への意気込みを語った。 【真夏の熱闘】交流試合の写真特集はこちら バス2台に乗り込んだ選手は保護者や学校関係者に手を振りながら笑顔で地元を後にした。生徒会の役員らは全校生徒と地域の人ら計約500人からメッセージを集め、約2週間かけて作成した大きな寄せ書きを掲げて見送り。三島毅輔捕手(3年)らがクラスメートの水谷文さん(17)は「勝ち負けにこだわらず、甲子園での1試合を楽しんでほしい」と話した。 平田は大会第2日の11日、第2試合で創成館(長崎)と対戦する。【小坂春乃】