Chage絶賛! カラオケ番組で話題の美声アーティストがメジャーデビュー
テレビ東京系「THEカラオケ☆バトル」で圧倒的な表現力と包み込むような歌声を披露し、注目を集めたシンガーソングライター・川島ケイジが、8月31日リリースのアルバム『KEIJI』でメジャーデビューを果たした。同アルバムには「CHAGE and ASKA」のChage(チャゲ)とのデュエット曲も収録されているが、長い下積み時代を経て、Chageも認める類まれなる歌声を武器に本格デビューを果たした話題のアーティストの素顔に迫る――。
カラオケ番組での美声で検索急上昇ワードに
川島は、テレビ初出演となった昨年放送の「THEカラオケ☆バトル」で卓越した歌声を披露すると、インターネットの検索急上昇ワードランキングで3位にランクインするなど脚光を浴び、一躍その存在が広く知られるようになるが、当時をこう振り返る。 「初めて(番組に)出演させて頂いたとき、『Woman“Wの悲劇”より』を歌わせて頂いたのですが、すぐに自分のSNSにたくさんのコメントを頂いたり、YouTubeにアップした動画の再生回数が1万回を超えたり、インターネットの検索サイトの急上昇ワードランキングで自分の名前が3位になったりして。その後も、番組を見てライブに足を運んでくださる方がいらっしゃったりして、反響の大きさを感じるとともに、本当にうれしかったです。(カラオケの) 点数だけでなく、自分の歌を聴いてほしいという気持ちが画面越しにみなさんに伝わったのかなと」
Chageとの出会いのキッカケはラジオ番組
同番組ではChageの“イチオシ歌手”として紹介されたが、2人の出会いのキッカケはラジオ番組だったという。 「以前に静岡でラジオ番組をやらせて頂いていたのですが、その番組のディレクターさんがChageさんとも親交があって。それが縁で、たまたま僕が自主制作したCDをChageさんが聴いて、興味を持って頂いてくださって。Chageさんの番組にゲストとして呼んで頂いたんです」 こうしてChageにその才能を見出された川島は交流を深めて、昨年1月にChageが主催した音楽フェス「Chage fes 2015~音ふれあうも多生の縁~」にスガシカオや矢井田瞳らとともに出演するという抜擢を受ける。 「周りは有名な方々ばかりで、ステージの袖で出番を待っている時はすごく緊張しました。でも、Chageさんから『お前の歌だったら絶対にイケる!』、『観客みんなビックリするから!』と声を掛けて頂いて。覚悟を決めて歌ったら、すごく気持ち良かったです」と微笑む。 そして今年8月31日にアルバム『KEIJI』メジャーデビューを果たすことになったが、「自分の歌が、より多くの方々に届く機会を頂けて、本当にうれしいです」と喜びをあらわにする。 メジャーデビューにあたり、自身の才能を見出してくれた恩人のChageからは、「この歳でデビューなんて奇跡だぞ。周りにも勇気を与えるね!」と温かいエールを送られた川島だが、これまで歩んできた道のりはけっして平坦なものではなかった。