新アリーナ問題に揺れるB1三遠 「Bプレミア」初年度の2026~27シーズンは参戦確定【バスケット】
男子プロバスケットボール・Bリーグの島田慎二チェアマンが19日、B1中地区首位の三遠ネオフェニックスについて、2026年発足の最上位リーグ「Bプレミア」に初年度から参戦すると改めて見解を示した。「今の時点で明白なのは、2026~27シーズンはBプレミアで参入することが却下されるものではない」と話した。Bプレミアの4次審査でのライセンス交付クラブ発表後の取材で明かした。 三遠には26年に発足する新リーグ「Bプレミア」へのライセンス交付が10月に発表されたが、多目的屋内施設(新アリーナ)の建設を巡って揺れている。11月の愛知県豊橋市長選で、新アリーナの整備事業反対を訴えて、長坂尚登市長が当選。市は建設中止に向けた手続きを始めている。 島田チェアマンは「万が一アリーナの話が頓挫すれば27~28シーズンから剝奪され、Bワンに降格することになる」と可能性を視野に入れながら、「本年度中にどうこうする段階ではない」と話した。
中日スポーツ