【NFL】「体を癒やす時間」としてOTAを欠席していたカウボーイズLBパーソンズ
「“Remember the Titans(邦題:タイタンズを忘れない)”を見たことある? 俺たちはオックスナードに長い間、いることになるんだ。フィールドでは多くの化学反応が起こる。そのときにこそ、すべてが見えてくるんだと思う。パッドとか実際の接触、手の動きがない状態で教えるのは難しいし、現実的じゃない。誰かに触れることもできないし、それを破ればドラフト指名権をなくすとか、そういうことになる可能性もある。それは単純にとんでもないことだ。今はどっちかと言うと技術を磨く時期だと思う。今はウオークスルーばかりだ。だから、俺の考えとしては・・・自分の現状では個人でやることが多いし、1人でも、トレーナーと一緒でも、個人的にやれることはいっぱいある」
勤勉なスター選手が自主参加のワークアウトを欠席しても大きな問題にはならないというのは、パーソンズの言う通りだ。パーソンズの調子が崩れたり、腕がなまったりすることを心配している人はいない。欠席するとオフェンスの練習方法が変わってしまうクオーターバック(QB)が自主参加のワークアウトに参加するのと、ディフェンスの選手がそうするのとでは話が異なる。
マッカーシーHCの懸念は、カウボーイズが新しいディフェンスを導入しているという事実にあるようだが、パーソンズはその点についてあまり心配していない様子だ。
「大体のことを理解している」と強調したパーソンズは、ランゲームコーディネーターのポール・ガンサーと話し合ってきた。一方で、ジマーDCとはまだきちんと話していないことを認めたパーソンズは、こうコメントしている。
「正直、俺とジム(ジマー)が話したのは全部で20単語くらいだ。彼はとても静かな人。コーチたちからは“ジムはこういう風にするのが好きだ”という話をよく聞くし、俺もそれを気に入っている。だから、彼と話したくてたまらない。すごくクールなことだろうからね。明らかに保守的な考え方、保守的なメンタリティだ。彼は素晴らしい選手をたくさん見てきたはずだけど、マイカのような選手には出会ったことがないと思う」