【NFL】「体を癒やす時間」としてOTAを欠席していたカウボーイズLBパーソンズ
今オフシーズン、ダラス・カウボーイズのスターラインバッカー(LB)マイカ・パーソンズは自主参加のOTA(チーム合同練習)を欠席する権利を行使した。それに対し、ヘッドコーチ(HC)マイク・マッカーシーは先週に、パーソンズが新守備コーディネーター(DC)マイク・ジマーが指揮するディフェンスに没頭する機会を逃したと発言している。
新契約を求めているパーソンズは今週、参加必須のミニキャンプに集合し、単独でワークアウトに取り組んで体を休めるという、自身が下した選択について弁明した。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のジェーン・スレーターによると、パーソンズは「ああ、ほら、年数を重ねれば重ねるほど、ビジネス的な側面もあることを理解できるようになるだろう」と話し、こう続けたという。
「そのためにキャンプがあるんだと思う。アーロン・ドナルドがキャンプにも行かずにディフェンス部門年間最優秀選手賞を獲得して、プレーオフに進出したことがあっただろ。俺たちはそういうケースを忘れたのかっていう話さ。最高の守備選手がキャンプにも参加していなかったという話をしていなかったってこと。それに今はミニキャンプ中だ。あのとき(OTA)は自主参加だった。(ミニ)キャンプは強制的なものだろ。だから、俺はあれを自分の体を癒やす時間として捉えている。俺は毎年、ケガを抱えているサイズの小さいラッシャーとしてプレーしている。だから、単純に自分の体を癒やしただけ。成長し、強化し、シーズンに備えようとしているだけだ」
パーソンズの言う通り、ドナルドが巨額の契約を求めて2017年にオフシーズンプログラムを欠席し、トレーニングキャンプまでホールドアウトしたのは有名な話だ。ドナルドはその後、2017年シーズンと2018年シーズンに連続してAP通信ディフェンス部門年間最優秀選手に選ばれている。
プロボウルに3回選出された経歴を持つパーソンズは、7月に行われるトレーニングキャンプでスピードを高める時間は十分にあると指摘し、次のように語った。