長野の候補者平均年齢、前回衆院選は57歳 女性は12人中1人のみ
15日公示、27日投開票の衆院選に関連して、長野県内の候補者の年齢と性別の動向を直近のデータで振り返った。令和3年選挙には、男性11人、女性1人の12人が立候補した。小選挙区比例代表並立制が導入された平成8年以降、最も少ない候補数だった。年齢別に見ると、60代5人、50代3人、40代2人、70代と30代が各1人。最年長は73歳、最年少は38歳で、平均年齢は57・0歳だった。 8年から3年にかけて行われた9回の衆院選で、5小選挙区に延べ163人が立候補しているが、女性は延べ15人だけ。平成12年選挙で2区の女性候補（社民党）が比例代表で復活当選し1期務めたが、小選挙区で勝利した女性はまだいない。 今回の衆院選では5小選挙区に14人が立候補したが全員男性。女性の当選者が出ることはなくなった。
