県内10地点で今季一番の冷え込み あす昼前にかけ平地でも積雪のおそれ
南海放送
15の観測地点中、10か所で今シーズン1番の冷え込みとなった愛媛県内。気象台はあす昼前にかけて、平地でも積雪となる恐れがあるとして注意を呼び掛けています。 愛媛県内ではすでに冬本番の景色となっていた場所も。 水口気象予報士: 「愛媛県と高知県の県境にある寒風山のふもとに来ています。この時間もはらはらと雪が舞っていて地面には降った雪が積もっています。冷たい!」 標高1000m付近で、およそ10センチの積雪。近くにはつららも出来ていました。 県内はあす午前中にかけて上空に強い寒気が流れ込む見込みで、気象台は積雪や路面凍結に注意を呼び掛けています。
白石アナ: 本格的な冬の到来ですね。 水口気象予報士: このあと上空に強い寒気が流れ込んで、あすは中予と東予の山地を中心に今シーズン初めての大雪となりそうです。 まず上空の寒気からみていきます。今夜からあすの朝にかけて、上空5500mに-33℃以下のこの時期としては強い寒気が流れ込んできて、冬型の気圧配置が強まります。 このあとの雪の予想です。日本海に気圧の谷に伴う雪雲の列ができています。このあと日付がかわってあすの未明から中国山地、そして四国にも雪雲が流れ込んでくる見込みです。 今回、雪のエリアは中予と東予の山地が中心で24時間に降る雪の量が多い所で15センチと予想されていますが、南予の山地にも雪雲が流れ込んで積雪する所がありそうです。市街地でも明け方から朝は雪やみぞれとなって、場所によってはうっすら積もる所がありそうです。 午後は天気は回復しますが、あすの朝は時間に余裕をもってお出かけください。