札幌大谷が死闘PK戦を制す DF大石蓮斗が約1分間微動だにせず見せ場
第103回全国高校サッカー選手権大会1回戦(29日、札幌大谷1―1寒川=PK戦12-11、県立柏の葉公園総合競技場)札幌大谷(北海道)は1―1で迎えたPK戦で、U―16(16歳以下)日本代表候補のDF大石蓮斗(2年)が会場を沸かせた。 ともにノーミスで迎えた6人目のキッカーとして登場。笛が鳴ると目を閉じて約1分間微動だにせず。静まり返った場内から「早く蹴れ」とヤジが飛ぶも、最後は冷静にゴール正面に蹴り込んだ。チームは12―11でPK戦を制し、大石は「GKにいろいろ考えさせたいし、普通に蹴っても面白くない」と説明した。