【福島牝馬S】1番人気コスタボニータがゴール前差し切り重賞初V! 岩田望来騎手「これからさらに強くなっていくと思います」
4月20日の福島11Rで行われた福島牝馬ステークス(GⅢ、4歳以上オープン、芝1800メートル、別定、16頭立て、1着賞金=4000万円)は、岩田望来騎手の1番人気コスタボニータ(5歳、栗東・杉山佳明厩舎)が、4、5番手のインを追走して直線でもそのまま内を突いたが前が壁となり、外へ持ち出されると力強い末脚を発揮させてゴール前で差し切り、人気に応えて重賞初勝利を決めた。タイムは1分46秒9(良)。なお、勝ったコスタボニータはヴィクトリアマイル(5月12日、東京、GⅠ、芝1600メートル)の優先出走権を得た。 クビ差の2着にはフィールシンパシー(8番人気)、さらに1馬身差遅れた3着にウインピクシス(5番人気)が続いた。 コスタボニータは、父イスラボニータ、母レディイン、母の父Kendorという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。栗東・杉山佳明厩舎。馬主は谷掛龍夫氏。戦績は17戦5勝。重賞は初勝利。 ◆岩田望来騎手(1着 コスタボニータ)「1週前のけいこに乗せてもらったり、きょうの返し馬でもいい雰囲気でレースに向かえました。今の福島の馬場は内が有利。枠順が出た時点でいい勝負ができると思っていました。4コーナー、直線ともスムーズに行かなかったですし、外に出して2着かなという感じでしたが、最後は馬が頑張ってくれました。これからさらに強くなっていくと思います」