ステラヴェローチェ＝栗東トレセン（撮影・安部光翁）

しの　中山では天皇賞に向けて古馬が始動。 大王　レーベンスティールの前走・エプソムCは、59キロを背負って2馬身差完勝とGIを意識するのに十分な強さだった。この舞台では昨年のセントライト記念を快勝しているし、57キロで戦えるのは有利だ。 しの　日高の生産馬でセプテンバーセール出身。少し難しい面はあるようですが、こういう馬が大舞台で活躍すると競馬が盛り上がりますね。 大王　ステラヴェローチェは重賞2勝馬。好メンバーがそろった札幌記念で0秒4差の3着に好走している。 しの　こちらも大阪城Sを58・5キロで勝っています。中山は2戦して③④着ながらともにGⅠ。舞台適性はあるはずですし、1週前の栗東坂路で一番時計マークなら仕上がっているのでは。 水谷　須貝調教師は「中間は順調。使って脚元が気にならないのが何より」と言うとったで。 大王　サリエラは春の天皇賞で12着に大敗したが、5ハロンの短縮で巻き返しがありそう。 東京サンスポ・吉田　「順調にきているなという感じ。息づかいも特に問題ない」と戸崎騎手。動きも軽快でしたよ。 しの　ロバートソンキーは一昨年、6番人気で2着。長期休養明けを叩いた効果がどのくらいあるか、でしょう。 東京サンスポ・内海　美浦坂路で好時計。「中間の負荷のかけ方は今までで一番かも」と林調教師は言ってたし、前進はありそうですよ。 水谷　サヴォーナは函館記念で1番人気4着やったが、柴田助手は「ずっと狭いところを走らされた」と言うとった。今回の舞台のほうが持ち味を発揮できるやろ。 （夕刊フジ）