「洗濯で服を傷めないために」 クリーニングのプロが「洗濯機に入れている」意外なもの
汗ジミ、黄ばみ、色あせ、ニオイ…不快な要素を爽快に変える秘策をプロたちに聞き込み。「おろしたて」の鮮度を保つための洗濯や夏服ケアの間違いと正解をご紹介します。 ※洗濯の際は衣服に表記されている取り扱い表示を確認してください。 ≫【写真・今までの洗濯方法は間違い?▶正しい18の方法一覧へ】 洗濯のプロたちがやっている「買ったときのキレイを保てる」本当の正解 【薄く軽い素材の服の洗濯方法】 ・レースやシフォン、とろみ素材などは押し洗いせず、たっぷりの洗剤液に15~30分つけおきするのがベター。手洗い後は裏返してたたみ、目が細かくなめらかなネットに入れて、ごく短時間(1~2分)で脱水を。 水分と衝撃を吸収するために「乾いたバスタオルを洗濯機に一緒に入れて回す」のもオススメです。脱水後はすぐに干して(下岡さん・THE LAUNDNESS) ・洗濯ネットの中で服が遊ぶと、形くずれや生地を傷める原因に。ネットの中にはたたんで「余白のないようジャストなサイズで」入れましょう。 【シルクは家で洗ってOK?】 シルクは髪の毛と同じタンパク質が主成分なので、実はシャンプーも有効。「シリコン入りのシャンプーやリンスを水にとかしてもみ洗いすると」光沢感やしなやかな風合いを損ないません(ハナさん・洗濯ブロガー) 繊細で水や摩擦に弱い繊維なので、理想はドライクリーニング。日頃の汚れを蓄積させないために、簡単な手洗いであれば自宅ケアも十分可能。洗濯表示をよく確認して洗濯を(小石川さん・とみおかクリーニング) 【帽子の洗い方の正解は?】 内側の汗止め部分は皮脂による汗ジミやメイク汚れが発生しやすい。「中性洗剤を含ませた布や歯ブラシで」軽くこするだけで手軽にオフできます(小石川さん・とみおかクリーニング) 【汗ジミを防ぐための予防法は?】 「着る前にベビーパウダー」を。シミができやすい脇やえり元に、あらかじめ薄くはたいておくと、汗ジミ予防になります。ベビーパウダーは汗や皮脂をよく吸ってくれる、タルク入りのタイプがベターです(ハナさん・洗濯ブロガー) 【服のリフォームならココ!】 あらゆる洋服のお直し、修理、リメイクを任せられる創業52年を迎える老舗「フォルムアイ」。お気に入りのマルジェラやトーテムのパンツは丈が長く、いつもリサイズを頼んでいます。どんな形のパンツもスタイルアップできるよう、整えてくれる手腕にほれぼれ(小山田早織さん・スタイリスト)
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