39歳で衝撃の現役復帰、星翔太はFリーグでやれるのか?【リアルインタビュー】|STAR is BACK
こんなやり方もあるよと、PRで示したかった
──チームに合流した時、岡山監督からの要望などはありましたか? 特別、言葉をかけてもらったわけではないですが、経験などを伝えてほしいとは思っているかな、と。あと、「得点を取ってほしい」とは言われました。 ──発表してから周りのリアクションはどうですか? 情報は広まっているように感じますけど、そこまでかもしれません……。ただ、お客さんにとってサプライズになったかもしれないですね。 ──復帰をほのめかすシルエットの動画、かっこよかったです。 クラブと話し合って、こちらで準備して調整して出しました。作成したのは直前で、発表する1週間前くらいにつくりました。 ──これまでも、いろいろとサプライズを仕掛けてきましたよね。楽しめる要素を考えていることが星さんぽいと思いました。 僕はチームに注目を集めることがすごく重要だと思っています。普通であれば、昨シーズン10位だったチームにはあまり注目は集まらないですよね。ですからどうしたら注目が集まるかを考えると、その一つはすごく補強したチームになるかなと思います。 ただ、僕の復帰は業界にとってはサプライズかもしれないですが、本来は引退して2年が経った選手が戻ってきても戦力として計算することは厳しいし、そうあるべきです。 じゃあそれを盛り上げにつなげるにはどうしたらいいかと言ったら、まずはあのような映像があって、最後に顔が出るような形でプロモーションするのがいいのかなと。どのようにしてユーザーに刺していくかを考えたら、事前の情報は大事じゃないですか。情報が漏れ過ぎてしまってもダメですし。 ──すごく考えて作成されているんですね。 そうですね。今回こういったプロモーションにしたのは、フットサル界でも十分できるということや「もっと工夫できるんじゃない?」といった問いかけの意味も込めています。 選手がクラブに提案してもいいと思いますし、事例としてこんなやり方もあるよと伝えるつもりで、クラブに提案しました。どうせなら徹底的にやろうと思ってやり切りました。