【オリックス】中嶋聡前監督、岸田新監督への期待問われ「そんなん、おれが言うことじゃない」
オリックス中嶋前監督が10日、荷物整理などで大阪・舞洲の球団施設に姿を見せた。居合わせた球団関係者らと言葉を交わし、約2時間ほどで舞洲をあとに。投手コーチを務めた岸田新監督の就任が決まったが、期待については「もうそんなん、おれが言うことじゃないやろ」と、静かに船出を見守る配慮を見せた。 【写真】オリックスの新監督となった岸田護コーチ 一方で、監督の退任に、選手は巻き返しへの思いを新たにした。自主練習で舞洲を訪れた若月は「本当に選手にも責任があると思うので」と、監督の“引責辞任”の重みをかみしめた。リーグ3連覇に貢献した若月にとって、中嶋監督は正捕手へのきっかけをくれた指導者だった。「悔しいですよね。もう暗黒期は迎えたくないので、引っ張って行かないといけないのかなと思いますね」と自覚。過去3年はこの時期、ポストシーズンへの準備に専念していたが、今年は寂しい秋に。大きな差を受け止め、巻き返しを誓った。
