石川真佑

　バレーボール女子日本代表の石川真佑（ノバラ）は〝結果〟にこだわる覚悟だ。 　11日に開幕するネーションズリーグ（VNL）予選ラウンド女子第3週福岡大会（北九州市・西日本総合展示場）に向けて、日本は同日に会場で公式練習を実施。中国、ドミニカ共和国などを下した第2週中国大会を終えて「中国も高い選手も多かったし、ドミニカも競る場面が多くて、取り切れないところもあった中での勝ちは自分たちにプラスになっている。自分自身も最後まで我慢して勝ち切れたのはすごい良かった」と収穫を口にした。 　残り5枠となったパリ五輪の切符は、福岡大会終了後の世界ランキングで決まる。「相手も違うけど、自分たちのやるところは変わらない。そこの精度は下げずにやっていきたい」と展望を語った上で「自分たちがしっかり結果を出すことで、切符はつかめると思う。気持ちの面ではあまり不安とかプレッシャーは感じずにできている」と頼もしい言葉を残した。 　連日会場が超満員となった福岡大会の男子は、3勝1敗と白星先行で終えた。石川は「男子とちょっと状況は違うが、自分たちがしっかり結果を残すことは変わらない。たくさんの方が応援に来てくださる中で、しっかりいいプレーを出していきたい」ときっぱり。男子に負けじと、石川が会場を盛り上げてみせる。