移籍後初出場でアシスト記録も直近の5試合で出番なし それでもバーミンガム指揮官は横山歩夢を「将来性のある」選手として高く評価
チャールトン戦ではベンチ外となっている
今夏の移籍市場では岩田智輝と横山歩夢を獲得したバーミンガム。イングランドの実質3部となるリーグ1のチームとは思えない大型補強を夏に行っており、9試合終えて勝ち点22でリーグ首位に立っている。 岩田はボランチとして地位を確立しており、韓国人MFのペク・スンホとの並びはすでに鉄板だ。守備的MFでありながら2ゴール1アシストを記録しており、攻守両面で素晴らしい活躍を披露している。 しかし、同時期に加入した横山は初の海外挑戦ということもあって苦戦気味。8月に行われた第2節ウィコム・ワンダラーズ戦ではアシストを記録するなど幸先の良いスタートを切ったが、第6節レクサム戦から現在まで5試合で出番のない状態が続いている。 「彼はまだ若く適応段階にあるが、将来に期待できる選手だと私は確信している。スピード、両足を使える器用さ、ボールを扱うテクニック、得点力などウイングに必要な多くの資質を備えている」 「彼は成長していて、間違いなく今後試合に出られると思う。彼の仕事は貪欲であり続け、チャンスがきたら逃さず掴むことだ」 『BirminghamLive』ではバーミンガムの指揮官であるクリス・デイビスが横山の現状についてコメントしている。将来性のあるウイングとして期待されており、戦力外になっているわけではなさそうだ。 バーミンガムは9日にEFLトロフィー、実質3部と4部のクラブが出場するカップ戦でシュルーズベリーとの対戦が予定されており、同メディアはこの試合での横山の起用を予想している。
構成/ザ・ワールド編集部