上田綺世が今季2点目! CLでのPK失敗を払拭するヘディング先制弾、フェイエノールトの勝利に貢献
フェイエノールトに所属する日本代表FW上田綺世が、6日に行われたエールディヴィジ第8節トゥウェンテ戦で今季のリーグ戦2点目を挙げた。 現時点で消化試合数にバラつきがあるなか、フェイエノールトは6試合を消化して2勝4分で勝ち点「10」を獲得。無敗を維持しているものの、勝ちきれない印象も否めず、波に乗り切れない序盤戦を過ごしている。このような状況のなか、直近2シーズンどちらも公式戦25ゴール以上を挙げてきた“エース”のサンティアゴ・ヒメネスが負傷。代役として最前線に入る上田綺世の活躍にも期待が集まっている。 2日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第2節のジローナ戦では、チームは終盤の劇的ゴールで3-2と勝利したものの、上田は痛恨のPK失敗。公式戦3試合連続で先発に名を連ねた日本代表FWは、トゥウェンテ戦で公式戦3試合ぶりのゴールを狙ったが、スコアレスで迎えた28分にストライカーとしての“らしさ”を示した。 フェイエノールトは敵陣へ押し込んで隙を探るなか、1本の縦パスを起点にバイタルエリアへ侵入。ファン・インボムが左サイドへ散らすと、大外を駆け上がったウーゴ・ブエノがダイレクトでクロスボールを供給。これがファーサイドで待っていた上田の頭にピタリ。狙い澄ましたヘディングシュートでゴールネットを揺らした。 上田のゴールで1点をリードしたフェイエノールトは、43分にはファン・インボムが左足でミドルシュートを沈め、2点をリードしてハーフタイムに突入。後半に入るとトゥウェンテが1点を返したものの、アウェイチームの反撃はここまで。4勝2分1敗と悪くないスタートを切っていたトゥウェンテ相手に、フェイエノールトがホームで勝利した。上田は84分にフリアン・カランサとの交代でピッチを後にした。 この後、欧州各国主要リーグはインターナショナルマッチウィークに突入。次節は19日に行われ、フェイエノールトはゴー・アヘッド・イーグルスと、トゥウェンテはRKCワールワイクと、ともに敵地で対戦する。 【スコア】 フェイエノールト 2-1 トゥウェンテ 【得点者】 1-0 28分 上田綺世(フェイエノールト) 2-0 43分 ファン・インボム(フェイエノールト) 2-1 79分 セム・スタイン(トゥウェンテ)
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