アンチェロッティ監督、「レアルが最後のクラブ」に? 代表監督の仕事には興味薄と明かす
レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、自身の将来に言及した。2日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えた。 現在65歳のアンチェロッティ監督は現役時代にミランなどで活躍し、引退後はユヴェントス、ミラン、チェルシー、パリ・サンジェルマン、レアル・マドリード、バイエルンなど名だたるビッグクラブで監督を歴任。2021年夏にレアル・マドリードで2度目の指揮官就任を果たすと、2023-24シーズンはラ・リーガとチャンピオンズリーグ(CL)の2冠を達成した。 一時期はブラジル代表の監督就任も噂されたアンチェロッティ監督だが、昨年12月末にレアル・マドリードとの契約を2026年夏まで延長した。そんななか、チェルシー時代の教え子である元ナイジェリア代表MFミケル・ジョン・オビ氏のポッドキャストに出演した同監督は、「私の考えは、レアル・マドリードが最後のクラブになるということだ」と発言。“白い巨人”での仕事をもって監督業から引退する可能性を示唆した。 また、アンチェロッティ監督は次のように言葉を続け、現時点で代表監督の仕事にあまり興味を示していないことを明かした。 「もし代表チームを率いるチャンスが巡ってきたとしても、わからない。代表チームを指揮するということに、そこまで心が躍らないんだ。私が最も好きな(クラブチームでの)毎日を失うことを意味するからね。私は本当に、今やっていることを楽しんでいるんだ」 ミラン時代に2度、レアル・マドリードで通算3度CLを制し、各国リーグでもタイトルを掲げてきたアンチェロッティ監督は、「監督として29シーズン目に突入する。多くのタイトルを獲得してきたのは事実だが、失ったタイトルの数を想像してみてほしい」ともコメント。さらなるタイトル獲得への情熱が尽きていないことをアピールしている。
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