「これぞ日本が誇る主砲！」レッドソックス・吉田正尚 9回2アウトから同点弾 ケガから復帰後初アーチ
◇MLB レッドソックス5-3ヤンキース(日本時間6日、ヤンキー・スタジアム) レッドソックスの吉田正尚選手が敵地でのヤンキース戦に「7番・指名打者」で先発出場。2点ビハインドの9回2アウトから3号同点2ランを放ち、チームも延長戦の末、勝利しました。 【画像】試合連続のマルチ安打のレッドソックス・吉田正尚選手 2点ビハインドで迎えた9回、ヤンキースの守護神・ホームズ投手の前にランナーを出せず2アウトとされたレッドソックス。それでも代打スミス選手がライト前ヒットで出塁すると、この日3打席ノーヒットの吉田選手に打席がまわります。 吉田選手はシンカー2球で追い込まれますが、そこからボール球を3球見極めフルカウントとします。その後、2球ファウルで粘り迎えた8球目、154キロの低めのシンカーをとらえると打球はライトスタンドへ一直線。起死回生の同点2ランホームランとなります。盛り上がるベンチのチームメートと笑顔でハイタッチした吉田選手。これが左手のケガから復帰後、初のホームランとなりました。 これで勢いに乗ったレッドソックスは延長10回、ラファエラ選手の10号2ランが決勝点となり、宿敵ヤンキースに勝利しました。 チームを救う一発を放った吉田選手。SNSでは「ここで打てるのはヒーローですねー!」「これぞ日本が誇る主砲！！！」「WBCメキシコ戦を思い出すようなホームラン」と吉田選手の勝負強さに感嘆の声が上がっていました。
