ロレックス150点以上車ごと窃盗事件 グループ内の指示役が配送担当会社の『元配達員』と判明
大阪で高級腕時計「ロレックス」を配送車ごと大量に盗んだとされるグループの中に、配送担当の会社に過去に勤めていた男がいることが警察への取材で分かりました。 11日に窃盗の罪で起訴されたグループの指示役・森北健二被告(55)と尾崎明彦被告(39)は今年5月、「ロレックス」172本など2億8000万円相当を、配送車ごと盗んだ罪に問われています。 これまで実行役を含めた男女8人が逮捕されていますが、警察のその後の捜査で、尾崎被告が過去に「ロレックス」などを配送していた運送会社に配達員として勤務していたことが新たに分かりました。 事件当日の配送車を事前に把握し、グループ内に共有していたとみられています。 盗まれたロレックスはまだ数本しか見つかっておらず、警察が行方を探しています。