長谷部誠と最も共闘したのは? 出場試合数ランキング8位。浦和にいくつものタイトルを! 最強の守護神
先日、23/24シーズンのブンデスリーガ最終節が行われ、元サッカー日本代表の長谷部誠(フランクフルト)は大歓声を受けながら現役最後の試合を終えた。Jリーグ、そしてドイツで長く活躍した長谷部と、最も多くの試合で苦楽を共にした選手は誰なのだろうか。今回は、偉大なる「カイザー(皇帝)」のキャリアを振り返りながらランキング形式で紹介する。 ※スタッツは5月19日時点のデータサイト『transfermarkt』を参照。出場試合数が並んだ場合はサイトの順位に準拠する。
8位:都築龍太(元日本代表) 生年月日:1978年4月18日 クラブ:浦和レッズ 試合数:157試合 8位にランクインしたのは、元日本代表GK都築龍太だ。 都築は2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ完全移籍。ここからGK山岸範宏との熾烈なポジション争いの火蓋が切られると同時に、当時高卒2年目だった長谷部誠との共闘が始まっている。2003シーズン、都築は守護神としてリーグ戦20試合に、現在よりも攻撃的な位置でプレーしていた長谷部はリーグ戦28試合に出場。チームはナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)決勝で鹿島アントラーズを破り、クラブ史上初のタイトルを手に入れている。 2人が共に浦和でプレーしたのは、長谷部がドイツに渡る前の2007シーズンまでだ。この5シーズンの間に157試合で同じピッチに立ち、天皇杯優勝2回、J1リーグ優勝、AFCチャンピオンズリーグ優勝など数々の栄光をクラブにもたらした。また、最後の共闘となった2007シーズン、守護神として活躍した都築はJリーグベストイレブン、長谷部は自身4度目となるJリーグ優秀選手賞に輝いている。 長谷部が浦和を去った2008シーズンも、ポジション争いを制した都築はリーグ戦33試合に出場。続く2009シーズンも好調を維持していたが、右膝の負傷によってライバルである山岸に守護神の座を奪われてしまった。その後、同選手は出場機会を求めて湘南ベルマーレへレンタル移籍した2010シーズン終了後に、現役引退を発表している。
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