【阪神Women】読売ジャイアンツ女子に0-7敗戦「流れを持っていかれた時に弱い」木戸監督
<女子硬式野球交流戦:阪神タイガースWomen0-7読売ジャイアンツ女子> 阪神の女子硬式野球チーム「阪神タイガースWomen」が29日に甲子園で読売ジャイアンツ(女子)との交流戦を行い、0-7での敗戦を喫した。 2回に5点を先制され、劣勢のままゲームが展開。継投策でつながれた相手投手陣の前になかなか好機をつくることができず、完封負けを喫した。木戸克彦監督(63)は「流れを持っていかれた時に弱いというか。打つのも、ヒットにするのが遅かった。僕の指導が悪いです」と唇をかんだ。 1敗1分けで負け越した昨年に続き、2年目となる巨人との交流戦。今年から就任した木戸監督にとって、初となる「伝統の一戦」での采配となった。現役時代の85年には阪神岡田監督らとともに日本一も経験した指揮官。聖地でプレーする選手らの姿には「それは、もううれしいです」と感慨深げだった。 昨年から勝ち星なしが続く巨人戦。巻き返しへ、7月13日には東京ドームで第2戦目が行われる予定だ。指揮官は「もう1回巻き返して。今度は相手の東京ドームでしっかり野球をやりたいと思います」とリベンジを宣言。敵地で念願の初勝利を目指す。【波部俊之介】 ▽阪神正代絢子内野手(チーム3安打のうち2安打を記録)「この試合のイメージをしながら練習をしてきた。イメージ通りに打席に入れて、イメージ通りのヒットが出たと思う。自分的には満足しています」 ▽巨人宮本和知監督(甲子園での選手の経験について)「関西は野球熱が本当にありますし。大観客の中でやれたのは、そしていいプレーが出たのは今後に生かされるんじゃないですかね」 ▽巨人清水美佑投手(先発として5回2安打無失点)「本当にたくさんのお客さんが見に来てくれるなかなかない機会の試合なので。しっかりと女子野球、そしてジャイアンツのレベルの高さをお客さんに見て頂けたかなと思います」