神村学園FW14名和田我空

　7月28日、令和6年度全国高校サッカーインターハイ（総体）2回戦が福島県の各会場で行われた。JヴィレッジP3では神村学園(鹿児島)と高知小津(高知)の一戦が開催され、初戦に続き大量得点を挙げた神村学園が3回戦に駒を進めた。 【フォトギャラリー】神村学園 vs 高知小津 　初戦の西目(秋田)戦で8ゴールを決め圧勝した攻撃力抜群の神村学園が試合立ち上がりから27大会ぶりの出場となった高知小津を圧倒する。開始早々3分、ペナルティエリア中央で縦パスを受けたFW12徳村楓大がゴール右隅に流し込み先制点を獲得。その後も神村学園が圧をかけ続け、対する高知小津は引いて守るしかない状況になっていく。 　引いた高知小津の守備の隙間を狙う神村学園は、34分にFW9大成健人からのアーリークロスを世代NO1アタッカーの呼び声高いFW14名和田我空が頭で合わせ2点目を奪取。さらに2分後、名和田がゴールを再び決めて3-0で前半を終えた。 　後半開始早々、神村陣地で神村学園がファールを犯し高知小津にFKを献上。MF10山本滉太が直接ゴールを狙うもゴールポスト上へと外れた。 　後半に入っても攻撃の手を緩めない神村学園は、3分にFW大成の左サイドからのクロスに名和田が合わせてハットトリックを達成。11分にはDF4鈴木悠仁、35分には名和田がコーナーから直接ゴールを決めて、この日4得点目をマーク。さらにアディショナルタイムにはMF6吉田唯竜がゴールネットを揺らし、終わってみれば大量7得点を挙げた神村学園が高知小津を撃破し16強入りを決めた。 （文・写真＝AOMORI GOAL）