【ライブレポート】Aooo、歌舞伎町のド真ん中でフリーライブ
石野理子(Vo / ex. 赤い公園)、すりぃ(G)、やまもとひかる(B)、ツミキ(Dr / NOMELON NOLEMON)の4人からなるバンド・Aooo(アウー)が、10月18日に東京・歌舞伎町シネシティ広場で1stアルバム「Aooo」発売記念フリーライブ「Flash!!!!」を開催した。2023年9月の始動からおよそ1年でフルアルバムを完成させたAooo。フリーライブではアルバムから計10曲が披露された。 【トー横】1500人が集う歌舞伎町シネシティ広場(撮り下ろし計25枚) 小雨の降る中、シネシティ広場はおよそ1500人のファンが集結。開演直前には雨が上がり、東急歌舞伎町タワーの大階段に設営されたステージにメンバー4人が登場すると、広場に大きな拍手と歓声がこだました。円陣を組み、それぞれの位置にスタンバイした4人は、アルバムのオープニングナンバー「FLASH FORWARD」でライブを開始。金曜夜の賑わう歌舞伎町に爆音を響かせた。 「サラダボウル」「青い煙」と演奏を重ねるうちにメンバーも観客もエンジンがかかり、「イエロートイ」では石野が観客にハンドクラップを促して強い一体感を生み出した。石野は「新宿にお集まりの皆さん、Aoooです!」と挨拶し、この日のフリーライブが撮影OKであることを報告。続いて演奏された「ネオワビシイ」では観客も一緒に「ネオワビシイ!」と声を上げた。アッパーな「Casablanca」ではライブハウスさながらの盛り上がりを見せていたシネシティ広場も、メロディアスな「ネロリ」では石野の歌声とバンドの丁寧なアンサンブルに聴き入るように静まり返る。 ライブ終盤、「水中少女」が始まると歌舞伎町には再び小雨が降り始めたが、天然のステージ演出とも言える雨で会場はさらにヒートアップ。石野もギターを手にし、4人はさらに厚くなったバンドサウンドで盛り上がる観客を煽る。「リピート」で熱狂はさらに加速し、Aoooの始まりの曲である最初のオリジナルナンバー「アパシー」でフィニッシュ。真っ赤なライトに照らされた4人の姿が夜の歌舞伎町に浮かび上がり、大歓声の中でライブは幕を下ろした。 Aoooは12月19日より初のワンマンツアー「Aooo 1st Live Tour "BOWWOW"」を開催。年内に愛知・THE BOTTOM LINE、大阪・梅田CLUB QUATTRO、東京・UNITの3会場を回り、年明け1月31日には東京・東京キネマ倶楽部で追加公演を行う。 ■ セットリスト □ Aooo 1stアルバム「Aooo」発売記念フリーライブ「Flash!!!!」2024年10月18日 歌舞伎町シネシティ広場 01. FLASH FORWARD 02. サラダボウル 03. 青い煙 04. イエロートイ 05. ネオワビシイ 06. Casablanca 07. ネロリ 08. 水中少女 09. リピート 10. アパシー ■ Aooo 1st Live Tour "BOWWOW" 2024年12月19日(木)愛知県 THE BOTTOM LINE 2024年12月22日(日)大阪府 梅田CLUB QUATTRO 2024年12月29日(日)東京都 UNIT 2025年1月31日(金)東京都 東京キネマ倶楽部(※追加公演)