カブスがトレードでタッカー獲得も鈴木誠也はキープ アストロズ獲得望む報道も「来季もチームに」
カブスが13日(日本時間14日)、大型トレードで通算125本塁打を放ち3年連続球宴出場のカイル・タッカー外野手(27)をアストロズから獲得した。ア軍は交換に鈴木誠也外野手(30)を望んでいたと伝えられていたが、鈴木は含まれず、パレデス内野手、ウェスネスキ投手とマイナー有望株がア軍に移る1対3の交換トレードとなった。 タッカーは22年にゴールドグラブ賞に輝いた右翼手。ポジションがかぶる鈴木は今季、外野で73試合出場したが安定感を欠き、8月中旬以降はほぼDHの出場だった。代理人のジョエル・ウルフ氏によると外野でのプレー機会を望んでいるが、タッカー加入で来季はDHでの出場がさらに増える可能性が高いとみられている。 外野陣は現時点で鈴木とタッカー、コディ・ベリンジャー、イアン・ハップ、ピート・クルーアームストロングの5人と飽和状態。年俸の高いベリンジャーが放出されることが確実視されているが、鈴木に関してはジェド・ホイヤー編成本部長がウインターミーティング期間中に「セイヤは非常に優れた選手。来季もチームにいると見込んでいる」と、放出には消極的な姿勢を示していた。