報道関係者が銃撃されても「気にしない」…トランプ氏発言、米メディアが「暴力的」と批判
【ワシントン=田島大志】米共和党のトランプ前大統領は3日、大統領選に向けたペンシルベニア州での集会で、報道関係者が銃撃されても「気にしない」と発言した。米メディアが暴力的だとして批判し、波紋を呼んでいる。 【図】一目でわかる…アメリカ大統領選への関与を強める3か国、狙いは?
発言は、7月の銃撃事件後に設置されている防弾ガラスとカメラを向ける報道陣を話題にした際に飛び出した。「私を狙うには誰かがフェイク(偽)ニュースを撃ち抜かなければならない。そうなっても気にしない」と述べた。
トランプ氏は10月に同党のリズ・チェイニー前下院議員について「銃口を向けて彼女がどう感じるか見てみよう」と発言し、物議を醸していた。