アパートのベランダに“バケツに入った白骨遺体” 室内には住人男性の遺体 熊本
日テレNEWS NNN
20日、熊本市のアパートで男性が遺体で発見されました。ベランダからは白骨化した遺体も見つかり、警察が死体遺棄事件として調べています。 ◇ 遺体が見つかったのは、熊本市にあるアパートです。警察によると、20日午後4時頃、アパートの管理会社から「男性が亡くなっているようだ」と通報がありました。
管理会社によると、2階にある部屋に住んでいたのは、80代の母親と60代の息子です。 初めて家賃が滞納されたため、管理会社が心配して部屋を訪問したところ、玄関の鍵が開いていて、男性が脱衣所に衣服を着ていない状態で、仰向けで倒れていたということです。 駆け付けた警察官が、男性の死亡を確認。遺体に目立った外傷はなく、室内に荒らされた形跡はありませんでした。
さらにベランダにあったバケツの中からは、白骨化した遺体を発見。バケツは高さ約60センチで、捜査関係者によると、ふたが閉められていたといいます。 近所に住む人 「親子ということを知りませんでした。まさか親子で住んでいるとは」 ◇ 警察は21日、男性がこの部屋に住む65歳の長男と特定されたと発表。死因は病死で、死後2~3日経過していたということです。 警察は白骨化した遺体は80代の母親とみて、司法解剖をして、死因と身元の特定を進めるとともに、死体遺棄事件として調べています。