”混セ”を制するのは…?”セ・リーグ優勝争いのキーマン(2)広島・新井監督の下で“4年ぶり“から
レギュラーシーズンも最終盤を迎えている2024年のプロ野球。セントラル・リーグでは、いまだ熾烈な優勝争いが繰り広げている。そこで今回は、王座を視界にとらえている広島東洋カープ、読売ジャイアンツ、阪神タイガースの3球団から、リーグ優勝のキーマンとなりそうな選手を紹介したい。(※今季成績は9月13日時点)
アドゥワ誠(広島東洋カープ)
・投打:右投右打 ・身長/体重:196cm/84kg ・生年月日:1998年10月2日 ・経歴:松山聖陵高 ・ドラフト:2016年ドラフト5位 今季は先発として飛躍のシーズンを過ごしているアドゥワ誠。シーズン終盤まで好調を維持し、リーグ優勝に貢献したい。 松山聖陵高から2016年ドラフト5位で広島東洋カープに入団。高卒2年目の2018年に一軍デビューすると、同年は53試合登板で6勝2敗5ホールド、防御率3.74の活躍。年間を通してブルペンを支え、リーグ優勝に貢献した。 翌2019年は先発に挑戦したが、3勝止まり。その後は故障に苦しみ、長らく一軍マウンドから遠ざかった。 それでも昨季に4年ぶりの一軍登板を果たし、14試合の登板で防御率3.24と成長の兆しを見せた。 先発に再転向した今季は、開幕からローテーションの一角として活躍。7月に一度調子を落としたが、8月6日の読売ジャイアンツ戦ではプロ初完封勝利を挙げた。 ここまで17試合に先発登板し、6勝4敗、防御率3.21の成績を残している。 チームは強力4本柱(床田寛樹、大瀬良大地、森下暢仁、九里亜蓮)を確立しているだけに、残り試合でも安定した投球を見せ、盤石の先発陣を築きたい。
ベースボールチャンネル編集部