合格祈願で志望校に入れーる? 駅待合室に列車名にちなんだ「ハイレール神社」 列車の“滑り止め”入りお守りで受験生ら応援
夢や目標に向かって努力している受験生などを応援しようと、JR小海線中込駅(長野県佐久市)待合室に13日、「ハイレール神社」が建立された。同線を走る観光列車「HIGHRAIL(ハイレール)1375」にちなみ、志望校などに「入れる」の意味も掛けて、2019年から受験シーズンに設置されている。 【写真】合格への「はし」渡しを…数量限定の特別なお守りと箸
夢や目標、紙の絵馬に書いて奉納
建立式で、JR東日本長野支社の小海線統括センターの社員らが参拝者の夢や目標の達成、合格を願った。来年3月24日までの期間中、参拝者はかなえたい夢や目標を紙の絵馬に記入して奉納できる。また、列車が坂を上る際に使う滑り止めの砂が入ったお守りをもらえる。
合格への「はし」渡しの意味を込めた箸も
この日は、野辺山駅(長野県南牧村)にも同様にハイレール神社が建立された。参拝者が両方を訪ねて専用台紙に二つのスタンプを押し、中込駅で乗車券と一緒に提示すると、特別なお守りと、合格への「はし」渡しの意味を込めた箸がもらえる。数量限定。
「合格目指して頑張って」
中込駅を利用する同市臼田のサービス業依田雪さん(58)は「受験生は合格目指して頑張ってほしい」と期待していた。