【EWC:チームKWT】最終戦ボルドールレポート!首位をキープも無念のリタイヤで2024年の幕を下ろす
KWT選手からのコメント
────────── クリスチャン ガマリーノ選手 ────────── マシントラブルによりとても早いうちにレースから離脱してしまうことになり、本当に残念でなりません。 耐久レースはこういうものだと分かってはいるのですが、自分たちのチームは絶対に完走できると信じてスタートするので、問題に直面するとやりきれない思いです。完走できていれば表彰台獲得も可能だったと思うので、早期戦線離脱は悔しさしかないです。 シーズン開幕からマシンもライダーもパフォーマンスは確実に上がっていましたしチームワークも良かったのですが、残念ながら今年は運を味方につけることができなかったようです。開幕戦ルマン24時間レースの4位がベストリザルトとなりましたが、チームもライダーもまだまだ強くなれると信じています。来年はさらに強くなって戻ってきたいと思います。 ────────── ロマン ラモス選手コメント ────────── こんな形で最終戦を終えることになってしまい、チームメイト、スタッフ、応援してくれている皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいですし、自分自身もとても辛い思いです。 しかし今年世界耐久選手権にフル参戦したことで耐久レースのことを深く知ることができ、そして素晴らしいチームメイトやKWTのスタッフと一緒に仕事できたことは自分にとっての宝だと思っています。 KWT チームとの仕事は本当に楽しかったですし、皆に心からお礼を言いたいです。 この素晴らしいチームやカワサキ、ウェビック、トリックスター、そして関わっていただいた全ての皆さんのサポートに感謝していますし、来年再びこの仲間達と一緒に戦えることを願っています。 ────────── ダビド チェカ選手コメント ────────── まず初めに自分をこのチームに迎え入れてくれたカワサキ、ウェビック、トリックスターの皆さんに心からお礼を言いたいです。 多くの優秀なライダーがいる中で自分を選択してくれたことに心から感謝しています。テストからマシンのパフォーマンスも良く、また他車と比較して燃費も良かったし、ライダー達も皆好調だったので完走できていれば表彰台獲得も可能だったでしょう。足りなかったのは運だけで、本当に悔しい気持ちです。 自分はこのチームを表彰台に立たせるために貢献できることを願っていましたし、そのためにベストを尽くそうと気合を入れてこの場にやってきたので、チームの力になれるチャンスすらなかったことが悔しいです。チームの来シーズンの活躍を心より願っています。 ────────── 鶴田竜二 チームマネージャー コメント ────────── 最終戦を良い結果で締め括る事が出来ずとても悔しく、とても残念です。応援いただいている皆様の期待に沿える結果を残せず大変申し訳なく思っています。 マシントラブルを起こすまで、3人のライダーは速いペースで高いパフォーマンスを発揮してくれていました。クリスチャン選手はチームの最速のタイムを記録し、チームを引っ張る形で活躍してくれ ラモス選手は初めてのコースにも関わらずクリスチャン選手に迫るタイムでコンスタントにラップを刻みトップライダー達に肩を並べる良いライディングをしてくれました。 前回鈴鹿で負傷したグレゴリー選手に代わり参戦したダビドチェカ選手は急遽参戦する事になりましたが、これまでの輝かしい経験から安定したペースで確実に周回を重ねてくれチームに大いに貢献してくれました。 クルー達は素早くミスのないピットワークをしてくれて常に頼もしい作業をしてくれました。素晴らしいライダー達、優秀なクルー達と一丸となって優勝を目指し取り組みましたがそれが出来ず今回はとても悔しくて残念な結果になってしまいました。しかし我々は歩みを止めず前へ進み続けます。今回は叶わなかったですが勝利に向けまた準備を進めて行きます。 最後に今回のレースにご支援を頂いた各スポンサー様、ご協力いただきました各関係者様、いつも熱い応援を頂いているファンの皆様ありがとうございました。
Webikeプラス編集部