【解説】相次ぐ強盗…狙われないためにできることは?
■塀を低くし犯行が見えやすい環境を
山崎アナウンサー 「続いては植え込みを刈り込んだり、塀を低くしたりして見通しをよくするということですが、これはどういった理由でしょうか?」 桜井さん 「敷地の中が見えにくくなっていると、犯罪者が敷地に入ったときに犯行しやすい環境ができてしまっています。なので通りからよく敷地の中が見えるように見通しをよくしていただきたいです。見通しの悪い塀などは、地面から120センチから140センチのところで止めておいていただくと、ちょっと小柄な女性でも横を見たとき敷地の中が見えますので、そういった対策をしていただきたいと思います」 山崎アナウンサー 「中を隠すのではなく、あえて見えやすいようにして周囲の人に気づいてもらうようにするということです」
■強盗に対しさらに一歩踏み込んだ対策を
山崎アナウンサー 「続いてのポイントも見ていきたいと思います。センサーライトや窓ガラスを攻撃すると大きな音が鳴るアラームを設置することも有効だということですね」 森キャスター 「先ほどの街の人が、電気を24時間つけっぱなしにしてまるでいるようにすると言っていましたが、こういうのは効果はあるんですか?」 桜井さん 「空き巣対策には効果があります。ただ、今回は強盗で人がいるところに入ってきていますよね。なのでそういった対策ではなく、プラスアルファ、今回紹介した対策を施していただきたいと思います」 森キャスター 「空き巣対策をしている人はたぶんいますけど、強盗対策となるとさらに一歩踏み込まないといけないということなんですね」 山崎アナウンサー 「そうですね。犯罪の様相がまた変わってきていますからね」
■AIカメラ越しに不審者に威嚇
「続いてのポイントも見ていきます。AIカメラの活用も有効ということであげていただいていますが、このAIカメラとはどういったものでしょうか?」 桜井さん 「AIカメラはですね、敷地のエリア設定ができます。そのエリアに不審者が入ってきます。そうするとその不審者をキャッチして、光と音で威嚇をしてくれます。その映像がすぐにスマートフォンに送られてきます。スマートフォンを見てこれは不審者だということになれば、そこから110番通報することもできますし、そこから自分の声で『今警察に連絡したからな』と威嚇をすることもできます」 鈴江奈々キャスター 「このAIカメラというのも簡単に設置できるものなんですか?」 桜井さん 「AIカメラがいろいろと今出てきていますが、できればセキュリティー会社、業者さんに頼んで設置していただくのがよろしいかと思います」