新社会人が身につけるべきは 美しい姿勢と座り姿勢! コツを 掴むだけで印象が格段にアップ
こんにちは、新人美容研究家のにらさわあきこです。 前回から、姿勢作りのアイデアをご紹介しています。前回は、私が思いついたアイデアが理に適っているかどうかをプロに検証してもらいました。 【画像】正しい姿勢のコツを見る 今回は、引き続きプロにご指導いただきながら、立ち姿勢と座り姿勢を美しく見せるコツをご紹介します。
●体の4カ所を一直線上に置く
教えてくださるのは、広尾にある「SPINE CONDITIONING STATION(スパイン・コンディショニング・ステーション、以下SCS)のコーチングトレーナー、折笠佑太先生です。 先生には、前回、私のアイデアの検証と立ち姿勢の修正をしていただきました。 先生によると、体に負担がかからない美しい立ち姿勢は、あるポイントを押さえると実現しやすくなるそうで、そのポイントとは、「体の4カ所を一直線上に置くこと」。 「4カ所というのは、解剖学用語でいうところの『外耳孔(耳の穴)』、『肩峰』、『大転子(大腿骨)』、『外果(そとくるぶし)』です。この4カ所が、横から見た時、一直線上にくるようにすると、理想の立ち姿勢に近づきます」(折笠先生、以下同) では、私の普段の立ち姿勢と、「オードリー・春日さんをイメージした」後の姿を、ポイントを踏まえて見てみましょう。 両方とも、4カ所が一直線上から外れているのがわかりますよね。 続いて、「春日式」後の姿勢から4カ所を一直線上に置くように正していただいたのが、こちら。 これが、前回ご紹介した「修正後」の姿勢なのですが、この姿勢だと横から見て美しいだけでなく、体がとにかくラクでした。しかも正面から見たときの「体の左右の傾き」も減っていて、見た目の上でも美しい姿勢に近づけたように感じました。
●座り姿勢では、「坐骨」の位置を確認する
続いては、座った時の「美しい姿勢」の作り方を教わりましょう。 「座っている時は、骨盤をまっすぐ立てるのが良い姿勢を作るコツです」と先生。 骨盤をまっすぐ立てるには、お尻の下に両手を上向きにして入れて、手のひらで坐骨のあたり具合を確認するといいのだそう。 具体的には、両手のひらを上向きにしてお尻の下に入れ、坐骨が当たるところに置きます。 「いろんな姿勢を取ってみると、坐骨のでっぱりが鋭く手に当たる場所がわかります。でっぱりが鋭く手に当たっている時は、骨盤がまっすぐ立っています」。 前かがみになったり、後ろに寄りかかった姿勢になったりすると、坐骨が手に当たりはしても、坐骨のでっぱりが鋭く手に当たる感じはありません。が、自分で姿勢を正してみると、「ここだ」という場所がわかります。 私は普段、だらけた姿勢になりがちなのですが、コツを教わったおかげで、美しい座り姿勢を自分でも作れるようになりました。 とはいえ、油断すると座り姿勢はすぐに悪くなってしまうので、定着するまでは、折々にお尻の下に手を入れて確認したいと思います。 ……以上、立っている時と座っている時の姿勢の作り方を教わりました。 新生活が始まり、人と会う機会が増えたという方も多いと思いますが、姿勢が良ければ印象も大幅アップすること間違いなしです。なによりも体がラクなので、試してほしいと思います。 ●ご協力いただいたのは 「SPINE CONDITIONING STATION」 にらさわあきこ 文筆家、美容研究家。NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛や結婚、美容について取材・執筆を続ける中、2019年から美容活動を強化。簡単&ラクに綺麗になるための情報をブログやインスタ、雑誌ウェブなどで発信中。著書に『未婚当然時代』(ポプラ新書)。『婚活難民』(光文社)『必ず結婚できる45のルール』(マガジンハウス)など。 インスタ:@akiko_nirasawa_beauty、ブログ:『美活☆365日 簡単&ラク~に綺麗になろう! 』
にらさわあきこ