田母神俊雄氏「東京が日本の教育を担う先頭に」 都知事選・第一声
20日告示された東京都知事選には、過去最多となる56人が立候補を届け出た。多くの候補者は初日から夏空の街頭に繰り出し、山積する都政の課題に対する政策を訴えた。1150万人あまりの有権者は、首都・東京のかじ取り役を誰に託すのか。7月7日の投開票に向けて、17日間の舌戦が幕を開けた。【西本紗保美、安藤いく子、斎藤文太郎】 【図解】都知事選を巡る経緯 元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)は、旧築地市場の近くで選挙カーの上に立ち「日本人としての自信と誇りを持てる教育を実施する。東京都が日本の教育を担う先頭に立たなければいけない」と訴えた。「教育勅語を復活させ、道徳教育をもっとやっていく」と主張。自らを「自衛隊での経験から実行力がある」とアピールし、災害時の備蓄品の充実や、都民税減税などの政策も掲げた。