日経平均は3日ぶりに上昇、70.56円高の「38,981.75円」で取引を終了…小幅反発のなか、年初来高値を更新した“証券株”も【10月18日の国内株式市場概況】
2024年10月18日(金)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。 【画像】「30年間、毎月1ドルずつ」積み立て投資をすると…
10月18日の日経平均株価は、前日比70.56円高の38,981.75円で取引を終了。一時は200円を超える上げ幅でしたが、後場に入りやや円高に進んだこともあり、売りに押される形になりました。 日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが88銘柄、値下がりが132銘柄、変わらずが5銘柄。 日経平均株価の寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、ディスコ〈6146〉、ファナック〈6954〉、テルモ〈4543〉、大塚ホールディングス〈4578〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、リクルートホールディングス〈6098〉、アドバンテスト〈6857〉、ソニー〈6758〉、アサヒグループHD〈2502〉となりました。 また、東証プライム市場の売買高は14億3,100万株、売買代金は3兆6,276.25億円となり、前日と比べて減少。 業種別では、医薬品、機械、銀行業、精密機器、海運業などが上昇した一方、石油・石炭製品、電気・ガス業、ゴム製品、陸運業、不動産業などが下落しました。 東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が東洋証券〈8614〉で+42円(+8.57%)の532円、2位がSansan〈4443〉で+172円(+7.91%)の2,347円、3位がディスコ〈6146〉で+2,730円(+7.67%)の38,310円となりました。 東洋証券〈8614〉は正午に4~9月期連結決算の速報値を発表し、純利益が拡大したことから後場に入ってから買われ、年初来高値を更新。 一方、値下がり下位は、1位がエラン〈6099〉で-78円(-7.92%)の907円、2位が霞ヶ関キャピタル〈3498〉で-1,160円(-7.20%)の14,940円、3位がGunosy〈6047〉で-38円(-4.94%)の732円で取引を終えました。 なお、年初来高値を更新したのは29銘柄、年初来安値を更新したのは10銘柄でした。
THE GOLD ONLINE編集部