もしもボーナスや臨時収入が入ったら?インテリア雑誌のエディターが本気で購入を考える家具とは
ボーナスや臨時収入がもしも入ったら!?日々あらゆる家具を見ている『モダンリビング』編集部のエディターたちが本気で買いたい憧れ家具をご紹介します。 【写真集】ボーナスで買いたい!エディターの憧れ家具
エディターSeiko:フリッツ・ハンセンの「エッグチェア」
この懐が大きくて、優しいフォルムの椅子に包み込まれながら、温かいお茶を飲んで、画集や(推しの)写真集を眺めていたい……というのが現在の私が夢見る暮らしです(笑)。張り地の色はSASロイヤルホテル(現ラディソン・コレクション・ロイヤルホテル)のスイートルーム「JACOBSEN SUITE 606」に置かれていたものと同じ、ニュアンスのあるブル一の一択!こちらを叶うことならぜひとも特注したい。しかしそのためには、この御方をお迎えできるだけの大空間も用意しなければなりませんね。いったい何年分のボーナスが必要なんだろう…と自分にツッコミを入れてしまいました。
編集長Atsunobu:バーンハート ピダーセン & サンの「BPS156 サイドボード」
私にとってサイドボードはディスプレイの場。天板のうえにマイブームのものを並べて、日々、手を動かしながら配置を調整したり、物を入れ替えたりできる場としてとらえています。このサイドボードは「空間の真ん中に置ける」ところがお気に入りのポイント。 北欧ヴィンテージのサイドボード、あるいはそれに影響を受けたG PLANなど、イギリスのブランドのアイテムは多く流通していますが、多くは背が仕上げられていません。このサイドボードは背中がきちんと仕上げられているので間仕切りのように空間の真ん中に置いて後ろからも眺められます。幅は165㎝と210㎝から選べます。もちろん収納としても秀逸で、引き出しのカスタマイズもかなり幅広く展開しています。 もう1つアピールしたいのが、扉の仕様。ターンブルドアという今では珍しいスタイルで、センターで別れた扉を横にスライドすると本体に引き込まれるようになっています。実際に操作していただくとわかりやすいのですが、収納部分が全開して、開き戸のように引きシロを考えなくてよいというとても機能的で省スペースな扉なのです。見て美しく、飾って楽しく、しまって便利な逸品。空間が変わってもずっと使い続けられる逸品です。