前週優勝の石川遼、盛り返し順位上げるも「ゴルフになっていない」と厳しい自己採点【男子ゴルフ】
◇15日 男子ゴルフ ダンロップ・フェニックス第2日(宮崎市、フェニックスCC) 蟬川泰果(23)=アース製薬=と松山英樹(32)=レクサス=が、そろって65で回り、通算10アンダーで2位に並んだ。首位は海外招待選手のマックス・マクグリービー(29)=米国=で、通算14アンダー。前週優勝で、松山と同組で回った石川遼(33)=カシオ=は、通算3アンダーの36位だった。 初日イーブン、48位と出遅れた石川も、盛り返してきた。5バーディー、2ボギーの68と伸ばし、順位も上げた。だが、「自分の中では、ぎりぎり予選を通った感覚。練習したことの半分しかできず、ゴルフになっていない状態」と、自己採点は厳しい。 序盤から短いパットを外し、アイアンショットの切れも悪かった。ボギーとなった2番では2メートルほどのパットを外し、12番は第1打を左林の中、木の根っこ付近に曲げ、ラフからの3打目も8メートルほどにしかつかなかった。 「ねじ伏せたいコースだが、一筋縄ではいかない」と言うが、チップインなどで14番と15番は連続バーディーにし、「収穫はあった。3日目に向かって、楽しみな部分もある」とも。首位まで11打差を、どこまで詰められるか。
中日スポーツ