ほしのディスコ“歌動画”で大バズり後、芸人友だちがゼロに…「このままいったら本当にひとりで一生を終えるな…」芸人35歳の赤裸々プライベート
パーパー・ほしのディスコ#2
2017年に出場した『キングオブコント』で9位という結果に終わって以来、芸人としての活動に限界を感じて、もがき苦しんだ3年間。「ちょうどその頃にコロナが流行り始めて、このまま消えるのかなって思っていた」というほしのディスコの名前は、YouTubeチャンネルの歌ってみた動画がきっかけで一気に知れ渡ることになる。次々とオファーが舞い込む順調な仕事面とは対照的な変化が訪れたというプライベートに迫った。(前後編の後編) 【画像】20代の若手にタメ口で話される35歳のほしのディスコ
生きがいは、ネコとパチンコ
2015年にマセキ芸能社に所属。芸人仲間が一気に増えて、当時のプライベートは充実していたと語る。 「ライブとか仕事終わりにみんなでお酒を飲みに行くのが楽しみだったのに、2020年に歌の活動を始めてからは、喉のことを考えてお酒をやめて、芸人との交流がゼロになったんです。 どんどん孤独になっていって、“このままいったら本当にひとりで一生を終えるな……”って悲しい最期が想像できたりして。 それで、友達はいなくなったけど動物なら、と思って、もともと飼いたかったネコを3年前に家族として迎えました」 ほしのディスコが人以外に癒やしを求めた結果、ネコのほかにもうひとつ、たどり着いたのがパチンコだった。 「去年ハマって、本格的にやりだしたのは今年から。ストレスがたまったなとか、仕事頑張ったなっていうとき、いちばん近くにあるパチンコ屋さんに駆け込んでます。 落ち着くし、楽しいし、疲れも吹き飛ぶ。三四郎の小宮(浩信)さんにも“サウナよりととのいますよ”って言ってるけど、なかなかなびいてくれないんですよね(笑)。 絶対打つのは、リゼロ2(Re:ゼロから始める異世界生活 season2)。パチンコきっかけでアニメを見始めたくらい、すごく好きな台です。 細かい話なんですけど(笑)、負けててもすぐ取り返せる逆転劇がある台なので、そこにも魅力を感じてます」
今はコミュ障脱却のためのリハビリ中
最近はお酒を解禁。飲み会に誘われれば行くようにしているものの、人と会わなかった期間のブランクは大きく、コミュニケーション能力の低下を感じているという。 「仕事中は大丈夫なんですけど、オフの時にどれくらいスイッチをオンにしたらいいのかがわかんなくて。オフにしすぎると本当に何の味もしない人間なので、楽屋での過ごし方はいまだに難しいです。 “ずっと普通のこと言ってるな”とか“ボケたほうがいいのかな?”とか考えて、本番中より緊張するというか。で、“ダメだ、今日も飲みに誘われなかった……”って帰り道に落ち込んじゃう。 コミュニケーションが苦手な人向けの講習会とかあったら、参加したいくらい。今はコミュ障脱却のためにリハビリをしてる最中です(笑)」 さらに、コミュニケーションに関するこんな悩みも打ち明けてくれた。 「僕は後輩の方とタメ口でしゃべれないのが、ずっと悩みなんです。 19歳でお笑いの養成所に入ったときにまったく結果を出せなくて、同期にも敬語を使いだしたら、そこからわけがわかんなくなっちゃって。 とりあえず初めましてでおもしろそうな人だと思ったら年とか関係なく敬語でいく、みたいな(笑)。 今、令和ロマンとかに会ったら“くるまさん!”って感じかもしれないです」