数少ない「Made for MagSafe」!ESRの15W充電対応MagSafeカーチャージャーを試してみた
さて、そんな充電器ですが、筆者が現在所有している車だと「エアコンフィンが縦向きでスイングする」という事情があり、購入したままの状態ではうまく取り付けられません。 そこで思いついたのが、車への取り付けパーツを交換してしまうこと。幸いにもクリップパーツと充電器本体は直径17mmのボールジョイントになっているため、径が合えば付属品以外のパーツに取り替えられるようになっています。
今回はカーナビシステムの前面に取り付けたかったため、これまで車内で使用していたMagSafe充電器に付属していた、吸盤でダッシュボードに固定するアームを流用することにしました。 これならスイングするエアコンに干渉することもないですし、エアコンフィンに取り付けるよりも自由に角度を調節できるようになります。
カーナビの前面に充電器を設置するなら、いっそのこと充電ケーブルの配線にもこだわりたい!ということで、ケーブル周りもいくつか周辺機器を購入して整理することに。 まず充電器自体と接続するケーブルは、コネクタ部分がコンパクトになっていて径も小さいケーブルをチョイス。そこに端子の向きを変換できる「U字アダプタ」と呼ばれるものを接続し、ケーブルが充電器の背面を通るようにしました。 背面を伝わせたケーブルは、車内の邪魔にならないところに貼り付けたクリップを通すようにして、ヒューズボックスから取り出した電源を経由してUSB充電器に接続しています。
こうすることで、充電用のケーブルを極力見えないようにしつつ、見やすい位置にiPhoneを固定して充電できる環境が完成。車内のエアコンもこれまで通り使えるため、かなり使い勝手の良い車内にグレードアップできました。
この環境で2ヶ月ほど車を使っていますが、やはり自分の目に入りやすいところにカーナビゲーションアプリや各種情報を表示しておけるのは便利ですね。 スマートフォン自体もMagSafeによって固定されているため、車本体のカーナビを確認したいとき(バックカメラなど)もすぐに脱着できるのも気に入っています。 肝心の充電速度ですが、これまで使っていたESR製の充電器と比べても倍以上アップしているなと感じます。そもそもの出力が上がっていることもそうですが、熱による充電停止などもなくなったので、充電器本体への冷却ファンの有無が大きく影響していそうです。