青木香奈子が女王戴冠でボーナス50万円獲得 3位までに前半戦シード、トップ10がドリームマッチ出場へ【マイナビ ネクストヒロインツアー】
年間14試合が開催されたマイナビ ネクストヒロインツアーは全試合が終了した。賞金総額1000万円、優勝賞金500万円がかけられた最終戦は平塚新夢が勝利。最終プロテストにも合格した期待のヒロインが今季2勝目を果たした。 50万円は死守しました【写真】 最終戦を終えて年間のポイントランキングも確定。3位タイでラストマッチを終えた青木香奈子が3893.89ptで逆転し“マイネク女王”を戴冠。株式会社マイナビから特別ボーナス50万円が贈られた。 今季からメンバー登録したルーキー。多くのファンに支えられながら出場の機会を増やし、第11戦「マイナビカップ」では優勝を飾った。12試合に出場しトップ10入りは6回。6度目の挑戦となった最終プロテストに合格し、1年生ながら卒業することになる。 3862.33ptの2位には森本天(はるか)が入った。第4戦「PIM Ladies Tournament」ではツアー初優勝。トップ10入りは今季ツアー最多の7回と安定感を光らせ、ボーナス30万円を獲得した。 「優勝もできて、どの試合でも上位に入れたことが多かったです。全体的に調子はよくて、良いゴルフができていたかな」と自己評価は80点を与えた。「平均点という感じです(笑)。1年でだいぶ成長できたかなと思うので、平均を上げられるようにしたい」とオフに向けて気合を入れた。 3807.68ptの3位は佐渡山理莉。未勝利ながらランキングトップで最終戦を迎えたが、大会を26位タイで終えて逆転された。最終日を上がり3連続ボギーの「77」と落とし、後味の悪い締めくくりに。「1位を狙っていたので悔しいです」と2年連続の3位という結果に唇をかんだ。たらればではあるが、上がりすべてをパーで切り抜けられていれば、女王に輝いていた。 ランキングトップ3の選手には来年のツアー前半戦出場権が与えられる。青木はプロテスト合格のため卒業するが、その枠の繰り下がりはない。 来年2月12日には“マイナビネクストヒロインVSツアープロ”のドリームマッチ「マイナビチャレンジマッチ THE Heroines 2025」(沖縄県・琉球ゴルフ倶楽部)の開催が決定。マイネクからはポイントランキング上位10名(卒業生も出場可)と、大会前日に実施予定の予選会を勝ち上がった10名が出場する。(文・笠井あかり)