決勝は帝京大可児と中京 第103回全国高校サッカー選手権岐阜県大会準決勝
第103回全国高校サッカー選手権岐阜県大会は2日、準決勝2試合が行われ、帝京大可児と中京が決勝に駒を進めました。 準決勝第1試合は6連覇を狙う帝京大可児と大垣日大の一戦。雨でグラウンドコンディションが悪い中、前半14分帝京大可児の加藤がロングシュートを決め、先制に成功します。 大垣日大も前半40分、右サイドからのクロスボールに藤本が頭で合わせて同点。しかし、前半終了間際に帝京大可児がゴール前の混戦からオウンゴールを誘い2対1の帝京大可児のリードで前半を折り返します。 後半に入ると帝京大可児が攻撃のリズムをつかみ、伊藤のゴールと今大会自身20得点目となる加藤のゴールで2点を追加し4対1で帝京大可児が大垣日大を下し6連覇に王手をかけました。。 帝京大可児 加藤隆成主将 「きょうは雨ということもあって自分たちのサッカーができるか心配だったが、最後の方は自分たちのサッカーができて良かった。決勝でも自分たちのサッカーをして全国に行きたいと思います」 準決勝第2試合は長良と中京が対戦しました。 試合は長良が序盤から、中京の猛攻をGK永田の好セーブなどでしのぎます。 しかし、前半33分、中京の中村がこぼれ球を押し込み先制に成功します。 前半を1対0と中京のリードで折り返すと後半32分に中京は井亦のゴールで追加点をあげ、長良に2対0の完封勝利で3大会ぶりの決勝進出を決めました。。 中京 岩下響主将 「『シンプルに』という声をかけ続けてリスクをかけずに最後までブレーすることを心がけて声をかけていた。目標である全国大会出場を必ず成し遂げたい」 決勝カードは100回大会以来の顔合わせとなる帝京大可児対中京で、今月9日に、岐阜市の長良川競技場で対戦します。