警察官などを名乗る男から現金約3000万円をだまし取られる 20日以上にわたり毎日ビデオ通話も… 愛知・刈谷市
先月、愛知県刈谷市に住む20代の女性が警察官などを名乗る男から、現金約3000万円をだまし取られました。 警察によりますと、先月、刈谷市に住む会社員の20代女性の携帯電話に、携帯電話会社の社員を名乗る男から「あなた名義の携帯電話が犯罪に使われている。警察からあなた宛てに電話してもらう」などと電話がありました。 その後、警察官や検察官を名乗る男からビデオ通話などで「逮捕される可能性がある」「逮捕前保釈金というお金を支払えば逮捕されない」などと言われたということです。 女性は支払ったお金は戻ってくると説明されていて、6回にわたり、指定された口座に振り込みを行い、現金あわせて3026万円をだまし取られました。 警察官などを名乗る男は、女性が犯罪者ではないことを証明するためなどとして、20日以上にわたり、毎日ビデオ通話をさせていたということです。 女性は金を借りた父親に事情を聞かれ、被害に気が付いたということです。 警察は捜査名目でお金を振り込ませることは絶対にないとして注意を呼びかけています。
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