「片づかない家」に必ずあるもの3つ。掃除の前に捨てるべきもの
3:掃除に使うウエスと古い歯ブラシ
くたびれたタオルや古い歯ブラシは使い捨てのお掃除グッズの代表格。古くなったものをただ捨てるのではなく、使いきる気持ちよさもありますのでついつい残したくなります。 片づいているおうちはこの使いきるサイクルがうまく回っていて、ウエスやフル歯ブラシのストックはあまり見かけません。 しかし古布、歯ブラシが余っているということは使う量に対してストックが多すぎるということ。「ここに入るだけ」と枠を決めて一旦手放すか、1日大掃除の日を決めて使いきりましょう。 そう、使いきっても大丈夫です。どうしても古い歯ブラシが必要なときは、今使っている歯ブラシを使えばいいだけです。
片づけと掃除は別物
掃除機、洗剤、ウエス、どれも家をきれいにしたいという思いで持っているものがうまく機能していないというのはとても残念なことです。 うまく機能していない理由は、片づけと掃除がごちゃごちゃになっているから。 「片づけ」とは、使ったものを収納の中に戻したり、ものの量を調整したりすること。 一方「掃除」とは、掃除機をかけたり雑巾でふいたりと、汚れを取り除くこと。 二つの別のことを同時に考えるから混乱します。 まずは床にあるもの、キッチンカウンターにあるもの、洗面台の上に置かれているもの、クローゼットからはみ出しているもの、これらを「片づけ」ます。 そうすると床が見えて掃除機はかけやすく、お掃除シートでさっとひとふきもしやすくなり「おうちのきれい」がかないます。 「片づけてから掃除」を徹底しましょう。
下村志保美