210億円男の“ニンジン作戦” HRで15万円…珍提案に米感動「リーダーシップのお手本」
第5戦前にラミレスがチームミーティングを開催
チームリーダーの“ニンジン作戦”が奏功したのかもしれない。ガーディアンズは12日(日本時間13日)、本拠地で行われたタイガースとの地区シリーズ第5戦に7-3で勝利。ヤンキースとのア・リーグ優勝決定シリーズへ駒を進めた。現地記者によると、主力選手が同僚に活躍に応じて“賞金”を出すことを提案していたという。 【画像】大谷翔平が塁上で“推し”のホセ・ラミレスと再開 「ニッコニコ」の嬉しそうな表情 発案者は、ガーディアンズのホセ・ラミレス内野手だ。MVP投票3位以内に3度入り、今季は39本塁打&41盗塁を記録したMLBきってのスター選手は、地区シリーズ第4戦で一発を放ち、1勝2敗に追い込まれたチームを救ってみせた。カブス地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」の元スペイン語実況を務めたマイク・ロドリゲス記者は、第5戦を前にしてラミレスがミーティングを開催したことを紹介した。 同氏は13日(同14日)、自身のX(旧ツイッター)を更新。「カルロス・バイエガ記者が行ったインタビューによると、チームメートに1打点につき500ドル(約7万5000円)、1本塁打につき1000ドル(約14万9000円)を配ると発言した」という。すでに“ご褒美”をあげたかは不明だが、発言通りなら第5戦で満塁弾含む5打点を挙げたレーン・トーマス外野手は3500ドル(約52万円)、1打点のブライアン・ロッチオ内野手500ドル(約7万5000円)を手にすることになる。 ラミレスの“男気発言”を聞いた米ファンも即反応。「レーン(トーマス)が大金を稼いだね」「ホセ・ラミレスは素晴らしい選手であり、チームメートだ」「成功と尊敬を持ち合わせている現代のMLBでは数少ない選手」「彼をこれ以上愛すことができない」「リーダーシップのお手本」と称賛が相次いでいる。ちなみにラミレス自身も、5回に押し出し死球で1打点を記録している。
Full-Count編集部