【パリ五輪展望】バスケ男子は5連覇狙う米国が大本命 ヨキッチ参戦なら戦力向上するセルビアか
ホーバスジャパン最強布陣への準備が整った。日本バスケットボール協会は26日、パリ五輪の男子日本代表最終候補16人を発表。八村塁(26=レイカーズ)と渡辺雄太(29=グリズリーズ)のNBA組2人が新たにメンバー入りした。トム・ホーバス監督体制での八村合流は今回が初めてで、渡辺とのそろい踏みがついに実現。7月5、7日の強化試合韓国戦(有明アリーナ)が、21年東京五輪以来となる“デュオ再結成”の舞台となりそうだ。パリ五輪メンバーは今回の16人から、12人に絞り込まれる。 【イラスト】ホーバスジャパンの予想スタメン ◇ ◇ ◇ ◆パリ五輪展望 5連覇を目指す米国が大本命。ジェームズ(レイカーズ)やカリー(ウォリアーズ)、デュラント(サンズ)らNBAのスター選手がそろう。昨夏のW杯優勝のドイツは名将ハーバートに率いられ、五輪初メダルを狙う。W杯準優勝のセルビアは、代表候補として名を連ねているヨキッチ(ナゲッツ)が出場すれば、戦力がさらに向上する。 世界ランキング26位の日本は1次リーグ初戦で同3位ドイツ、2戦目で同9位の開催国フランスと対戦。3戦目の相手は未決定だが、最有力とみられるラトビアは同6位で、強豪ぞろいの組を勝ち抜き、目標の8強入りを目指す。