これが大量にある実家は親の死後に"ゴミ屋敷化"する…「99%は何の価値もない」真っ先に捨てるべき最重要項目
■「紙類」ほどいらないモノはない 次に片づけるべきモノは「紙類」です。もっと具体的にいうと、書類や貼り紙、メモ帳、裏紙、手帳、日記、手紙などです。 なぜ「紙類」の片づけが必要なのかといえば、何百枚、何千枚とある紙類の中から、「重要な紙」だけを捨てないように片づけることが非常に大変だったからです。 叔父の生前整理でも、家中の紙類をかき集めて、1枚1枚慎重に確認し、「IDやパスワードが書かれた重要な紙」を見つけ出すのが本当に心折れる作業でした。その上、家中にあった紙類の99%をゴミとして処分。量は多いし、重いし、かなり過酷な作業でした。 あなたもこれを機に、紙類の片づけを一気にやりましょう。重要な書類だけ残し、不要な紙は全部捨てるのです。 手放しポイントとしては、「用済みになった書類」「保管期限・使用期限の過ぎている書類」「なくても生活に困らない紙類」「古い情報が書かれた紙類」を手放しましょう。 ■「重要な書類」のみ残すので問題なし 逆に、残すべき紙類は、「保管義務のある紙類」「ないと今の生活に困る紙類」となります。また、個人的なオススメですが、張り紙やメモ用紙、裏紙は、部屋をスッキリさせるためにも、家族に苦労させないためにも、全部捨てましょう。叔父はなんでもメモ帳や裏紙に書いていたので、それらが生前整理のときに山のように出てきて、1枚1枚確認する作業が本当に大変でした。 そして、手帳はせめて昨年のものだけ保管し、2年以上前のものは使わないと思うので処分しましょう。日記帳に関しても、1年分だけ残して、それ以上古い物は処分してください。おそらく読み返すことはないですし、生前整理・遺品整理のときの確認作業の負担が増えてしまいます。 手紙に関しては、定期的に読み返したいような「大切な手紙」のみ残すようにしてください。逆に、疎遠になった人からの手紙や年賀状は手放しましょう。 僕の場合、張り紙やメモ帳、裏紙は一切ありません。今日の予定、勉強の記録、簡単なメモ、日記、アイディアなど、全てノート1冊にまとめて書くようにしています。 その名も「人生ノート」。このノートも、書き終わって次のノートに大事なことだけ書き写したら、古いノートは処分しています。そして手帳に関しては、グーグルカレンダーでスケジュール管理しているので不要となりました。