【オリックス】岸田護監督「サバイバルキャンプ」予告!1、2軍を線引きし故障者は大阪・舞洲に残留も
オリックス・岸田護監督(43)が28日、来年2月の宮崎キャンプを「サバイバルキャンプ」にすることを予告した。A、B班で分けるのは中嶋前政権と同じだが、1、2軍と各選手の現在地を線引きする方針。「初日からみんな競争するつもりでいると思う」と全ポジションに火をつけた。 同じ敷地内の宮崎キャンプで、随時行われていたナインの入れ替えも最小限となりそう。岸田監督は「例年は若い選手がA班だったりしましたけど、A(班)が若いというわけではない」と説明した。自主トレでの仕上がりや状態などを把握し、事実上の1、2軍として振り分け。メニューを消化できないと判断した故障者などは大阪・舞洲に残留させることも計画中だ。 「即戦力は即戦力として見ています」とドラフト1位の麦谷(富士大)や2位の寺西(日体大)はそれぞれ外野のレギュラー、先発候補として構想している。今季5位に沈み、コーチ陣にも5年ぶりに1、2軍の肩書を復活。ガチンコ勝負は始まっている。(長田 亨)
報知新聞社