マイコプラズマ肺炎の感染報告数が3週ぶり増加 手足口病は警報終息基準下回る【長崎県】
長崎県内で11月24日までの一週間に報告されたマイコプラズマ肺炎の感染者数は3週ぶりに前の週より増加しました。一方、手足口病は減少し、警報終息基準値を下回りました。 長崎県のまとめによりますと、県内で11月24日までの一週間にマイコプラズマ肺炎への感染が報告された人の数は前の週より2人多い26人で、3週ぶりに前の週を上回りました。定点あたりの報告数は「2.17」で、4週連続で「2.0」を超えています。地区別で報告数が多かったのは長崎市保健所(5.0)壱岐保健所(5.0)県央保健所(3.0)となっています。 一方、手足口病は前の週より32人少ない87人の感染が報告され、4週連続で前の週を下回りました。手足口病は6月中旬から警報レベルの報告数が22週にわたって続いていましたが、今週は定点あたりの報告数が「1.98」となり警報終息基準値の「2.0」をようやく下回りました。地区別で報告数が多かったのは壱岐保健所(5.50)対馬保健所(5.0)県北保健所(3.33)となっています。 また、インフルエンザの県全体の1医療機関当たりの感染報告数は「1.44」で前の週を「0.24」上回り、2週連続で増加しています。
長崎放送