キハダを釣り上げてこの表情！さすがは「ばんちょ！」

スタンディングで魚と1対1のガチンコ勝負を挑み、世界記録を狙う男達の集団〝立釣魂〟の「ばんちょ！」こと、吉田幸治。巨大カンパチ・巨大根魚など、力ずくの勝負ができる魚ならなんでもターゲットとなる。ドラグフルロックで巨大魚に挑む〝漢の釣り〟は、映像でも迫力満点だ。 【YouTube動画】マグロ類最強！？「ばんちょ！」のキハダへの想い

最新作はフカセスタイルでキハダ狙い！

向かった先は、伊豆半島～七島にかけての海域だ。ポイントは、利島の手前にある瀬のエッジ付近にできる潮目。鳥の姿はよく見えるが、事前情報のようにマグロの跳ねる姿は見えない。釣り方は、リーダーにハリだけ、というフカセスタイル、エサは確保したムロアジ。釣り人が片舷に並んだ状態で、船長が船を風にあてながら流していく。エンジンで修正を掛けながらのドテラ流しのような感じだ。 変化が訪れたのは、納竿間際。それまで沈黙を保っていた、エサのムロアジの異変を吉田が感じ取る。アワセを入れるが、手に伝わってくる重みと生命感はイマイチ。「エサが折れ曲がって、抵抗が掛かってる状態かな」と半信半疑な状態で仕掛けを巻き取っていく。しかし、ハリが船に近づいてきた刹那、急激に突っ込まれる。「なんだ、なんだ！？」と水面近くまで浮かせてみれば、まさかの本命キハダの姿。慎重にやりとりして取り込んだ。 2日目、鳥の姿もなく、不安にかられる中での釣り開始となったが、結論として初日よりもアタリが出た。仲間たちが次々とHITする中、ほどなくして吉田のラインも走る。充分に走らせた後、フッキング。しっかりと重みを感じながらファイトを繰り広げていく。その後、吉田はさらなる大物を求めて、エサを特エサであるツムブリに変えて勝負に出る。。。 こちらの模様は10月17日（木）21時から「釣りビジョンVOD」で配信中。 また、7月から配信している『Standing Hunts』では、京都府の舞鶴、そして高知県の土佐清水で〝深海の暴君〟イシナギにドラグフルロックで挑んでいる。こちらも強烈な内容となっているぞ。