武居由樹、世界王座獲得の祝賀会に出席 比嘉大吾との初防衛戦が有力な次戦の必勝誓う
プロボクシングのWBO世界バンタム級王者の武居由樹(27)=大橋=が30日、東京都内のホテルで開催された世界王座獲得の祝賀会に出席。大きな拍手をもらい、次戦の必勝を誓った。5月6日に東京ドームで世界初挑戦し、王者だったジェーソン・モロニー(33)=オーストラリア=に3―0の12回判定勝ち。K-1王座とボクシングの世界王座を両方獲得した初めての選手となった。 武居はWBO世界王座ベルトを右肩にかけ、入場曲に使用しているクイーンの『I Was Born To Love You』が流れる中で登場。大橋ジムの大橋秀行会長(59)、元世界3階級制覇王者の八重樫東トレーナー(41)、キックボクサー時代に所属していたキックボクシングジム「パワーオブドリーム」の古川誠一会長(56)、出身地の東京・足立区の応援団ら約300人が出席した。 次戦は9月に東京・有明アリーナで、同級1位で元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(28)=志成=との指名試合が有力。4団体世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(31)=大橋=が、元IBF世界同級王者で現WBO2位のTJ・ドヘニー(37)=アイルランド=の挑戦を受ける4団体王座防衛戦と同興行で行われる。 プロ戦績は武居が9戦9勝(8KO)、モロニーが30戦27勝(19KO)3敗、比嘉が24戦21勝(19KO)2敗1分け、井上が27戦27勝(24KO)、ドヘニーが30戦26勝(20KO)4敗。